何度も思い起こすべきこと【1分で読めるマナメール第154号】

マナメール

フィリピの信徒への手紙3章1-9節
何度も思い起こすべきことは何でしょうか?律法主義の教えに警戒し、信仰による義に立つことです。パウロは同じことをもう一度書きましたが、そうすることはフィリピの信徒たちを安全にすることでした。その内容としては、犬ども、よこしまな働き手、切り傷にすぎない割礼を持つ者を警戒することです。つまり、律法主義者たちのことです。犬は汚れたアイデンティティーを象徴します。律法主義ではその人が何者であるか行いによって左右されるので、人のアイデンティティーを汚れたものにします。よこしまな働き手なのは、律法主義者は神の子たちの自由をねたんで、自分たちと同じように背負いきれない重荷を負った奴隷にしようと近づいてくるからです。割礼は本来、心の頑なさを取り除く意味がありますが、律法主義者の割礼は外面的なものに過ぎません。神の子こそ、真の割礼を心に受けて聖霊様によって礼拝する者となっています。パウロには律法主義に反対する資格があります。神の子は肉に頼りませんが、仮に頼ったとして、パウロほど律法主義の観点に照らして優秀な人物はいなかったからです。そんなパウロは律法主義の一切を損失、塵あくたとみなし、主イエス・キリストを知ることのすばらしさ、信仰による義に夢中になっているのです。主イエス・キリストを知ることに集中しましょう。律法主義の教えは、全面的に損失、塵あくたとして完全消去し、二度と検討の対象にすらしないようにしましょう。

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