獣に勝ち、その像に勝ち、その数字に勝った【1分で読めるマナメール第268号】

ヨハネの黙示録15章1-8節
ガラスの海には、獣に勝ち、その像に勝ち、その数字に勝った者たちがいます。ここでいう勝利は、圧迫に屈せず、信仰を保ち続けることです。あなたは信仰に堅く立つならば、それだけであらゆるものに対する勝利者なのです。彼らは神の竪琴を手にして神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌いました。ここから賛美の性質がわかります。「神の」竪琴であるということは、賛美の材料は自分でこしらえるのではなく、神から与えられるものなのです。モーセの歌は紅海を分けたことによるエジプトに対する大勝利を歌ったものです。小羊の歌はイエス様による贖いの歌です。賛美は勝利と贖いに関するものなのです。賛美の内容は勝利者である自分が何かを成し遂げたということにではなく、ひたすら勝利を賜る主に焦点をあてています。主こそ諸国の王であり、すべての国民が御前にひれ伏します。つまり、反キリストが世界を支配するように見えた時でも、彼らが信じていたことを歌っているのです。賛美は七つの災いが降ろうとしている合間になされます。勝利者であるあなたにとって、神の怒り、災いとは無関係なのです。