賜物を受け取る権利は誰にあるのか【1分で読めるマナメール第335号】

マナメール

使徒言行録8章4-25節
サマリアの人々は、シモンの魔術に心を奪われていました。ところが、フィリポがサマリアですばらしいしるしと奇跡を行うと、シモンの方がそれを見て驚き、注目するようになりました。同じ超自然でも、神の奇跡は、魔術よりもずっと格上なのです。フィリポがその業を行うことができたのはなぜでしょうか。第一に、使徒たちを通して、神の言葉を受け取っていたからです。しるしは、神の言葉に伴うものなのです。第二に、その心が神の御前で正しかったからです。ペトロは、自分が偉大な者として注目されようとお金で賜物を買おうとしたシモンに対して「お前はこのことに何のかかわりもなければ、権利もない。お前の心が神の前に正しくないからだ」と言いました。賜物を受け取る権利があるのは、神の御前での正しい心です。正しい心とは、仕える心、愛の心です。肉の心ならぬ神の子が抱くキリストの心です。フィリポが手を置いて奉仕者として立てられたのは、人々に食事の世話をするためでした。仕えるため、愛するためです。それにあたって賜物として奇跡もついてきました。使徒たちも神に仕える上で、賜物として聖霊のバプテスマを授けられるようになりました。神の言葉を聞き、キリストの心を抱いて使徒的な恵みのもとで仕える者になりましょう。そうすれば、あなたも賜物を受け取れるようになります。

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