コリントの信徒への手紙一4章14-17節
霊的親子関係とはどのようなものでしょうか?それは愛の関係です。「恥をかかせるためではなく、愛する自分の子供として諭すためなのです」と書いてある通り、霊的親は子を愛し、子に良いことを思い計ります。キリストに導く養育係であれば、無数に存在し得ますが、その関係は希薄です。霊の親は、福音によって霊の子を生み、実の親子かそれ以上に密接な関係を持ちます。霊の子は、霊の父の生き方に倣うものです。どのくらい倣うのでしょうか?パウロは「私に倣う者となりなさい。テモテをそちらに遣わしたのは、このことのためです」と書いています。自分が行くのではなく、テモテを遣わすことで、人々がパウロに倣う助けになるということです。テモテは子として、完全に父であるパウロの生き方にならっていたので、テモテを見れば、人々はパウロの生き方を思い起こすほどでした。そのように、霊の子は、霊の親とそっくりそのままの生き方ができるほど、あらゆる良い物を親から受け継げるのです。
コメント